営業電話で成果を出したいが、営業電話のコツがわからない、とお悩みの方は多いようです。
今回は「電話をとってもらいやすい時間帯」や「営業電話をかける際のコツ」を紹介します。
■営業電話の準備「目標は何か?」
ただ何も考えず営業電話をかけ続けていても、それは失敗に終わってしまう可能性があります。そもそも、営業電話をかける時に注意しなければならないのが、どうして電話をかけるのか「目標」が必要だということ。
目標を立てないと、それがルーティーンワークとなってしまうので、相手に思うように話も伝わらずアポイントが取れなくなってしまいます。
■営業電話のコツ 気持ちを強く持つ
営業電話をかける時に、注意しなければならないのは、弱気にならないということです。「小さい声」では、話を取り合ってもらえない可能性があります。
話を聞いてもらえなければ、何も売り込むことはできません。
どうしても気持ちが弱いという人は、電話の前に発声練習をしましょう。周りの同僚に聞いてもらうなどして、相手に伝わりやすい声で話すように心がけてください。
アポイントの時間帯はいつが最適なのか?
電話をかける時間帯によって、電話をとってもらえる可能性は上がります。
■最適な時間帯①始業時間は避ける
営業電話をかける時に、タイミングが悪いと、電話に出てもらえない可能性も高くなってしまいます。
自分に置き換えて考えてみましょう。出社して、まず忙しいのは始業し始めてからの午前中です。
特に9時前後の場合は会議や朝礼を行っている場合もありますし、郵便物やメールのチェック等に忙しい人もいます。
そういう人に営業電話をかけても、アポイントは取れませんし、時間に余裕が無いという事から相手にされないこともあります。
そうならないためにも、少し始業時間からずらして電話をしましょう。相手先の始業時間についても、リサーチができるのであれば、詳しく知っておくべきです。
■最適な時間帯①日中(13時~16時)は避ける
日中は忙しく取り合ってもらえない場合もあります。
相手も得意先と商談を行っているようなIT関連の企業であったり、工場であったりすると、日中(13時~16時)も忙しくなってきます。また、担当者が営業に出ているという可能性も出てくるので、そういった時間に営業電話をかけるのは、やめておくべきです。
■最適な時間帯①夕方は狙い目
夕方は会社も落ち着いていることが多く、営業電話をかけて対応してもらいやすい時間帯です。
終業に近づくにつれて仕事が少なくなっていき、一息ついている人も多いでしょう。
さらに、昼間は営業に出ていた人も夕方になれば帰ってくるということもあります。そうなると、営業をかけたい担当者が不在という場合も減ります。
■営業電話をかけて、アポイントを取るためのコツ
まず大事なのは、お話をしたい営業の担当者につないでもらうという点です。つないでもらうために、自分の身分を明かしてしまえば、その時点で営業電話だと分かってしまい、断られてしまうケースもあります。
そのため、極力担当者に電話をつないでもらう前までは、営業であることを悟られず、堂々と担当者につないでもらうと良いでしょう。身分を明かす事は重要ですが、電話をかけていきなり営業をかけてしまうと、営業先も困惑してしまいます。
担当者につないでもらったら、伝えたい内容を短い時間の中で最大限に伝えなければなりません。ここでは、具体的な言葉遣いで、伝えたいこと(商品・サービス)を説明していきます。
また、営業電話をかける上で重要なのは、自分に自信を持って話すということです。
「暗い声」「小さい声」「活舌が悪い話し方」では、用件を話した時点で断られてしまいます。少しでも相手に興味を持ってもらうことが重要なので、電話をかける自分自身が、自信を持つことから始めるべきです。
■まめに電話をすること 営業電話のカギは「あっさりしつこく」
営業電話では、何度も同じ会社に電話をかけてやっとアポイントがとれるというパターンもあります。
ここで重要になってくるのは、あっさり、そしてしつこく、まめに根気づよく電話をかけるということです。
一度断られたからといってすぐに電話を辞めるのではなく、毎日、毎週かけて担当者につないでもらうところから始めるべきでしょう。